
数年前からよくとりあげられるようになった「ビッグデータ」。
お会いする中小企業経営者の多くは「自分たちにはビッグデータなんて・・・」と言います。
どうもビッグデータを
「従来のデータ処理アプリケーションで処理することが困難なほど巨大で複雑なデータ集合の集積物」
というイメージのようです。
しかし、実はその構成を見れば、
「あれ?このデータって?」
と気づくはずです。
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数年前からよくとりあげられるようになった「ビッグデータ」。
お会いする中小企業経営者の多くは「自分たちにはビッグデータなんて・・・」と言います。
どうもビッグデータを
「従来のデータ処理アプリケーションで処理することが困難なほど巨大で複雑なデータ集合の集積物」
というイメージのようです。
しかし、実はその構成を見れば、
「あれ?このデータって?」
と気づくはずです。
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昨今の社会の変化、経済の変化のスピードは、一昔前とは比較にならないほど速くなりました。
「来月の会議までに昨年度との比較表を作成しておくように」
なんてスピードでは、顧客の反応には全くついていけません。
なぜでしょうか?
ユーザー、要するに一般の人達が情報を得る仕組み、これが格段に進化したからです。
少し前であれば、業者より先に情報を得るなんてことはなかったかもしれませんが、今では業者よりユーザーのほうが先に情報を知っていることはよくあります。
このように、今の時代スピードが経営にとって重要です。
この解決は、いくら社員を教育してもなかなか結果がでるものではありません。
そして、もうひとつ、現在の経営で重要とされているものがあります。
会社の状況、売上の状況などの可視化、俗に言う「視える化」です。
実は中小企業の多くは、いまだに営業マンや経営者の勘で次の行動を決めていることが多く見受けられます。
その勘の根拠は”これまでの経験”です。
SFA – 営業支援システム
営業と言えば、
「足を使う」「大量の紙資料」「システム手帳で情報管理」「紙による営業報告」
というように、ITとは縁遠い業務のように考えている経営者が多いと思います。
中小企業において、「営業」という業務が企業の中で一番IT化が遅れているのは事実です。
主な理由は、
顧客管理 | 顧客基本情報の管理 一覧検索 |
行動管理 | 商談管理(交渉履歴、進捗など) |
報告管理 | 日報、週報、月報の作成 上司コメント |
数字管理 | 売上管理(売上予測) 目標管理(達成度グラフ化など) |
文書管理 | 見積書・納品書・請求書の作成・管理 提案書など作成資料共有 |
マーケティング | 見込み客管理 (ホームページからの資料請求・問合せ、電話からの問合せ 等) |
顧客サポート | ナレッジデータベース 質疑応答(FAQ) クレーム・問合せ管理 |
その他機能 | 他パッケージ連携 グループウェア連携 メール/スケジューラー/掲示板/ToDo/施設予約 等 |
プラットフォーム | モバイル対応 |
セキュリティ | 暗号化・ユーザ認証 等 |
IT
この言葉、最近では普通に使われていますが、意味をご存知でしょうか。
“Information Technology”
つまり、「情報技術」ということです。
「情報をどのように活用するか」という技術です。
最近ではICT、”Information and Communications Technology”と言ったりしてますが、内容に大差はありません。
インターネットを利用したサービス提供、検索、社内情報の共有システムなどなど、全てITです。
ただし、弊社では”Information”ではなく”Intelligence”だとお話ししています。なぜか。
Information = 絞り込まれていない、単なる情報
Intelligence = 探している人が本当に必要な情報
要するに、様々な利用者が、必要としている的確な情報をいかに探し出すことができるか。
ここがしっかりしていなければ、どれだけ情報を集めても何の役にもたたず、時間も労力もムダです。
既にIT導入は当たり前で、現在では上記の点が一番の課題だと考えます。
これまでは、「ITをどのように導入するか」「今ある事業にどのように適用するか」
という観点からIT導入を検討していましたが、その段階は既に終わっていると思います。
これからは、
経営戦略を検討する段階で、ITを活用することでどのような効果が得られるかを検討課題の一つとすることが必要という考えが当たり前になってきています。
つまり、事業を立ち上げてからITをどう適用するか検討するのでは遅すぎで、計画・検討段階でITというキーワードをしっかりと取り入れることが重要であるということです。
要するに、「経営戦略のためのIT」です。
今後のITの大きなキーワードだと考えます。